2021.10.20
逃げるは恥じゃなく役に立つ?
カテリーナさんの取り組みが署内でも話題になり、現在の女性署長の耳にも届き~
何かお役に立てる事は無いですか?
との言葉をいただいたのが今年の冬の事。
できれば元の場所に交番を戻して欲しい(OGの方なら元の場所をご存知かも?)・・・が本音ですが、そんな無茶は言えません。
そこで、「実技中心の護身術セミナーを開催してほしい」とリクエスト。
「護身術セミナー」と言えば、当館と他の3つの学生会館(ドミトリー九段、調布女子学生会館、国分寺女子ハイツ)による合同イベントの一つ。
昨年と今年はコロナ禍で開催できず、当館のみ独自開催でした。
どちらかというと講義中心のセミナーだったので、今回は実技中心・・・期待してしまいます。
10月16日土曜日のお昼少し前に、当館食堂にて開催となりました。
まずはご挨拶。
そしてお待ちかねの実技です。
屈強な若手警察官のお二人が教官です。
人間の関節の仕組み、これが大事なんですね。
さ~て、みんなで実践練習です。
迫力ある実技を披露してくださった教官を見習って、参加者のみんなも迫真の演技!
・・・とはいかず、護身術じゃなく“お遊戯”っぽくに見えてしまうのは、私だけでしょうか(汗)。
とは言え、何も知らないより、知っておいた方が良く・・・さらに言えば、実際に身体を動かして一度でもやってみた方が良いですよね。
数種類の護身術を教わりました。
我が身を護るため・・・にあるのが護身術。襲ってきた相手を倒すものではありません。
まして圧倒的な腕力の差があった場合など、太刀打ちできません。
教官は「とにかく相手を一瞬でも怯ませる」事が大事だとおっしゃってました。
怯んだ隙に“逃げる”。そして、すかさず助けを呼ぶ・・・。
~と、実は最初に付けたこのブログタイトルは「護身術セミナーPart.2」。
ここまでブログを綴った私の脳裏には、「逃げる」というフレーズがリピートし、また“パクリ”が思い浮かんでしまいました(笑)。
そうです、星野源さん主演の人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を護身術セミナー流に「逃げるは恥じゃなく役に立つ」?
タイトルはこれで決まりです(笑)。
さて、話を元に戻します。
セミナー終盤の質問コーナー。誰からも質問が出ず、一旦解散となったのですが・・・今年入館の参加者が戻ってきました。。
「東京のどの地域が危ない場所なんですか?」
そうですよね、上京して半年が経ったとはいえ、ほぼずっと外出自粛中。東京の街は知らないことだらけ。
そこで、紹介されたのが、警視庁防犯アプリ「デジポリス(Digi Police)」です。
様々な情報入手ができるだけでなく、防犯ブザー&痴漢撃退機能もある優れものです。
皆さん、今すぐデジポリス(Digi Police)のダウンロードを!
そして、最後に出たある質問が、とても印象的でした。
「私の将来像の一つとして・・・警察官になるにはどうしたらいいですか?」
今回は参加者が少なかったですが、このようなイベントが在館生の未来に繋がる何かの“キッカケ”になるかもしれない・・・改めてその重要性を認識しました。
このような機会をご提供くださった富坂警察署の皆さま、どうもありがとうございます。
また来年、開催していただきたいと心から思う館長でした。