2021.02.14
吹き抜けのロビー
当館のエントランスから館内に入ってすぐのロビー。
山の手線内の都心部で、広大な面積がある訳でもないのに、贅沢にもロビーは吹き抜けです。
その吹き抜け部分に排煙窓があります。
法定点検の際、この排煙窓が開かない(うまく開いたとしても今度は閉まらない)という事実が発覚し・・・40年も経てば仕方ないですね。
そこで、カバー工法というやり方で、排煙窓を枠ごと新しくする事になりました。
つい先日工事が完了。
当たり前ですがちゃんと開きます。
そしてちゃんと閉まります(笑)。
ロビーの換気のためにも良いですね。
さて、今回の工事のためにはロビーにローリングタワー(移動式の足場)を組んでの作業だとわかってました。
結構大げさな工事。
であれば、いっそのこと・・・??
心の声が言ってます。
「Youやっちゃいなよ」
Youと言われるにしては私は30年以上経過してます(涙)
歳相応に言うなら「やっちゃえ、おっさん」でしょうか(笑)
※某自動車メーカーのCMパクリです。
故障した箇所の修理だけというスタンスは、どうにももったいなく感じてしまいます。
つい「ついでに」という発想が頭をよぎります。
今回も数年前から温めていた構想を実現するチャンスです!
という事で、工事の方にわがままを聞いてもらい、やっちゃいました!
そうです、念願のシーリングファンの設置。それも照明付き。
羽根が照らされるとビンテージ感が際立って、とても気に入ってます。
良い感じにリゾート感(?)を醸し出しました。
ところが~残念ながら目立ちません(涙)。2つ取り付けたのに誰も気付きません(泣)。
ロビーの、それも吹き抜け部分なので、見上げなければ全く見えないのです。
心の中で「見~上げてごらん♪」と歌っている(念じている?)のですが…
館長就任以来、「脱!昭和感」を掲げて館内をコーディネイトしてきました。
とは言え現代風、モダンデザインはどうも…何より当館にはしっくりと来ません。
なんだかんだ言って築40年…やはり目指すは、古き良き時代でしょうか。
文京カテリーナはビンテージ風、カントリー風が良く似合ってますね!
今後もこのスタイルにハマりそうです(笑)。