女子学生会館 文京カテリーナ

カテリーナ スタッフブログ

2022.02.01

いい湯だなぁ~♪

昨年11月1日より始まった“大浴場改修工事”。工期は12月末までの約2ヶ月。

そして今年1月11日から始まった“脱衣室拡張工事”。工期は2月中旬過ぎまでの約1か月半・・・。

えっ、全室バス無し居室なのに、トータル4ヶ月近くも・・・その間、150名近くいる在館生は一切お風呂には入れないのでしょうか?

そういう訳にはいかないですね。

改修工事をしながらも、毎日お風呂に入れる状態を確保する・・・15年近く前に大浴場のタイル貼り替え工事の時は、当館より徒歩5分位にあった銭湯があったのですが、既に廃業(涙)。

成すすべ無し?

 

誰もが“不可能”と思われたその難題に立ち向かう猛者(職人さん)が、文京カテリーナに集結しました。

 

今回の大浴場改修工事の本来の目的は、給湯設備の機器更新です。ガスボイラーからガス給湯器へ・・・そのため、屋上の高架水槽から給湯器への直結が必要なんです。

その様子の一部を昨年のブログ「ASAYAKEの中で(2021年11月10日ブログ)」でもご紹介しております。

これによりシャワーの水圧が劇的に向上するのですが、そのためには大浴場内の配管も全て更新しなければなりません。

 

そして入浴を可能とするため・・・

仮設の養生壁により大浴場は左右に分断され、一時的に浴槽が使えずシャワーのみとなってしまいました。

 

40年以上前の配管設備。壁の向こう側では壮絶な戦い(工事現場)が繰り広げられ・・・

当初の予定では1ヶ月でしたが、願いは叶わず12月へ突入。換気が良いのはありがたい事ですが、容赦なく12月の“外気”が大浴場内に入ってきます。

だからつい言いたくなりました「北風~君に届きませんように~」と(笑)

※2021年12月1日ブログのタイトルです。

 

第1期工事は半月伸びて12月中旬過ぎ、やっと反対側・・・第2期工事へ!

なんか雰囲気変わってますねぇ〜。

こちら側は仮設された養生壁が、露天風呂感を醸し出して何気に良い雰囲気です(笑)。

溢れかえる程の湯量ではありませんが、浴槽は使えるようになりました。お湯に浸かれるのは嬉しいですね。

 

更に1ヶ月半・・・年も明けて1月31日、ついに!!!

 

それではご覧いただきましょう。

劇的(?)ビフォーアフターです!!

before~

after~

before~

after~

 

以前の立ちシャワーは浴槽奥の壁の向こう側にありましたが、今回の改修工事で壁を撤去し、洗い場を増設。その代わりに立ちシャワーは出入り口付近に設けました。

さり気なく、洗い場のバスチェアーも新たな物に・・・ちょっぴり贅沢!

そして、館長のこだわりがこちら!

温泉かけ流し~風(笑)

本物のかけ流し装置はほぼオーダー品で、もちろんそんな予算はありません(汗)。探しに探してようやく見つけた逸品は、ドイツ製のかけ流し風スパウト(吐水口)です!

当館の浴槽は、お湯が今にも溢れかえりそうなくらいの湯量(ほぼ水面張力状態)に設定しております。

そのため浴槽に入る(浸かる)とお湯が浴槽から溢れて流れ出し、この“温泉かけ流し風”からお湯が流れ出し、再び溢れかえる寸前まで補給される仕組みです。

 

3ヶ月に及ぶ、大工事が完了しました。

工事に携わった職人さんの奮闘には本当に感謝です。

 

左右に分断されてシャワーカラン数が一時的に減少した際、待ちぼうけしないよう在館生同士が声を掛け合ってくれたというエピソードは・・・皆さんの他人を思いやるその心意気は、文京カテリーナの誇りです。

在館生の皆さん、本当にご協力ありがとうございました。

 

~という言葉は、まだちょっと早い?

脱衣室工事がまだ続いております・・・もうしばらくご辛抱を(汗)