2021.05.23
やまなしモデル
この写真は2020年3月に撮影し、現在のホームページに掲載している文京カテリーナの食堂です。
テーブルレイアウトはここ10年の間に幾度となく変わりましたが、ほぼ開業当時のまま〜今日に至ります。
このテーブル、現代においては少し小さく感じるようになりました。奥行きはスタンダードながらもコロナ禍においては、もう少しお向かいさんと距離を取りたいものです。
もっと大きなテーブルに・・・ラウンジのように新調したいですね。
残念ながら(?)今回は「劇的ビフォーアフター」というタイトルは付けれません。
飲食店における感染防止の取り組みとして注目されている「やまなしモデル」に至るお話です。
写真には写っていませんが、この左手にテレビがあり、皆夕食時はテレビを観ています。
コロナ禍を機に、テレビに向かって正面に向いて座るようなテーブルレイアウトにしたのが昨年のこと。
稀に仲の良い在館生達は隣同士に座りますが、テレビに背を向けて座る在館生はほぼおらず、4人掛けのテーブルに1人で座る姿をよく見かけるようになりました。
これでは定員の4分の1(汗)。
いっそ、4人掛けテーブルの向きを変え、2人掛けにしてみたら・・・するとどうでしょう。小さいと感じたテーブルは、ゆったりとした奥行きを確保でき、まるで高級レストラン並に(笑)
定員は半分になりました(増えました?)が・・・夕食は4時間あるので、皆さん、時差喫食を!
と、そこへ、待ちに待ったアイテムがやっと配達されてきました。
そして・・・ご覧の通り!
ん?全然わかりませんね、この写真では(汗)
これなら少しわかるでしょうか・・・
そうです、“目を覆う高さ以上”のアクリルパーテーションです!
元々大きめの自然吸気口はあるのですが、夏でも窓を開けれるよう網戸を付けていつでも換気OK。
このテーブルレイアウトのおかげで隣との距離も1m以上確保できました。
そしてもちろん・・・
食堂入り口の消毒液は、ポンプ式からロビーと同じく自動噴霧式に変えました。
これで当館食堂も「やまなしモデル」に近付けたでしょうか!
実はアクリルパーテーション発注の際に若干トラブルがあり、キャンセルされたはずの商品が数日前に届いてしまいました。
数も費用も2倍・・・もったいない。
いえいえ、ちゃんと活躍する場を見つけました。そうです、ロビーです。
この写真↑もよくわかりませんねぇ~(汗)
このアングル↓ではどうでしょうか。
これでご来館の皆様も少しはご安心いただけるのではないでしょうか。
残りのアクリルパーテーションは「ルーテル市ヶ谷センター」に活躍の場を移すことになりました。
めでたしめでたしです(笑)
とは言え、「躊躇なく実行」と言い切っていた2020年からすると、ちょっと遅かった感のあるアクリル板の設置。
遅すぎる、とのお叱りの声も聞こえてきそうです。
第4波の猛威に後れを取らぬよう、先手先手の精神で今一度気を引き締めたいと思います。